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9月22日(日)に東京で開催される「差別撤廃 東京大行進」に賛同しました

  • 清水直子 (プレカリアートユニオン書記長・ライター)
  •  私は、「不安定な労働者」を意味するプレカリアートユニオン結成以来、雇用不安を背景にした全体主義の拡大に歯止めをかけたい、という思いで、「全体主義に流されないための、情報、生活、時間、空間を確保・提供する」ことを目標の一つに活動してきました。
     日本で働く人の三人に一人以上は、非正規雇用、女性と若者では、二人に一人が非正規雇用です。雇う側からは安く、使い捨てしやすい便利な存在だと考えられる一方で、正社員と比べ給与などの待遇で大きく差がつき、格差・貧困の大きな原因になっています。
     有期雇用や派遣など間接雇用といった、使い捨てが前提の仕事を転々としていると、職場でていねいに仕事を教わることで徐々に仕事ができるようになり、自信や意欲を持つ、という循環から縁遠くなりがちです。そんな経験や先行きの見えなさから、気持ちが不安定になりやすかったり、人を信頼しにくい人が増えているように見えます。ブラック企業が幅をきかせ、働く場でひどい目に遭う、特に若い人も増えています。
     でも、誰かをおとしめたり、差別して、憂さを晴らしても、自分のままならない状況は変わりません。もし、そのままならなさの原因が労働の問題なら、勇気を出して、弱い立場の労働者が束になって経営者にかかっていってよい権利(団結権)を使ってほしい。原因を作っている相手と交渉することで、自分のおかれた状況を自分の力で変えられる、仲間と力を合わせて奪われたものを取り戻すことができる、と実感できるはずです。
     日々、街頭で体を張ってレイシズムに反対しているみなさんを心から尊敬します。差別で憂さ晴らしをしているみなさんには、もっと違うやり方があると知ってほしいです。
     当日参加できず、大変残念ですが、「差別撤廃 東京大行進」に賛同します。
  • http://antiracism.jp/march_for_freedom/supporter-289.html#shimizu
             

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