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定期大会が無事終わりました

おかげさまで先日19日のフリーター全般労組の定期大会は無事成立、無事終えることができました。だいぶ遅れて始まった交流会では、ゲストでフリーターズフリーの栗田隆子さんを交えて、これから交流が広がっていきそうなお話ができました。新しい共同代表も就任しました。

私も執行委員に選んでいただきましたので、引き続き労働相談・交渉・争議に取り組みつつ新しい担い手を増やすこと、フリーライターという仕事を生かしたネットワークづくりや表現活動や仕事づくり、セイファー部会、住宅部会や自由と生存の家実行委員会の活動などを引き続き行いながら、前期の経験を生かして新しい共同代表を支えていきたいと思います。

人間的にも運動経験も未熟な私が1年間役割を果たせたのは、ともに活動してくださったすべての組合員のみなさんのおかげです。未熟ものゆえ、配慮のないことが山のようにあったと思います。ごめんなさい。どうぞ許してください。

おかげさまで、1年前の自分が懐かしいくらい、違う自分になりました。委員長をさせてもらって得たもの、みなさんから手渡していただいたものは、これからの活動を通して、みなさんにお返ししていきます。改めて、心からお礼を申し上げます。1年間有り難うございました。

今日1日、久しぶりに映画を見て、カラオケに行って、マッサージに行って、ごろごろして過ごしました。明日からまたぼちぼちやっていきます。

定期大会の開会の挨拶では、ちょっとはしょりましたがこんな感じのお話をさせていただきました。では、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。みなさん大好きです。

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前回の大会からこの1年、組合員の人数も取り組む交渉や争議の案件も倍増し、いろいろなことがありすぎるなか、懸命に突っ走ってきました。

去年の10月、麻生首相の渋谷の豪邸を見ながら格差社会のリアルを話し合おうという主旨で行われた麻生首相のお宅拝見リアリティツアーでは、歩いて見に行く途中にまったく不当に参加者が逮捕されました。非常事態に対応しながら労組はこの救援の実務を支えることになりました。対応には無理も強いられたのですが、ただし、警察にやられて負けたということは感じませんでした。むしろ何十人という人が手弁当で救援のために集まってきて、動くパワーにふれて、私はこれまで、活動を続けてくるための力を得ました。ただし、組合事務所に家宅捜索が入る事態になり、失敗を恐れることはないが同じ失敗を繰り返してはいけないと肝に銘じました。

去年の12月24日の夜、雇い止めされそうになっている人がいる、と相談を受けた銀座の健康食品会社では、そこで働く人6人のうち5人が組合員となって、でたらめな処遇を押しつける同族会社と闘い、組合つぶしのため自宅がある長野のに会社を移そうとする経営者に対し、経営者自宅周辺での宣伝行動を長野の仲間の協力のもとで行いながら、粘り強く闘って争議を解決することができました。

友誼組合である東京ユニオンの京浜ホテルの職場占拠・自主管理の闘いには、体でたくさんのことを学びました。1000人もの警官が導入された強制排除の日、夜を徹してピケットを張りました。前日の夜にメールでよびかけたにも関わらず、30人以上の組合員・賛助会員が参加しました。特に、映像関係の仕事をしている組合員たちは、最後まで、勇気をもってピケットのこちら側からの映像を記録し続けました。

私は右左の屈強なフリーター労組の組合員と固く腕を組みました。朝7時頃、執行官とガードマンや警察が体当たりしながら一回目の突入をしてきたとき、寒さと疲れで、組んでいる左手がしびれてほどけそうになったのですが、絶対にふりほどかれまいと自分がはめている革の手袋を噛んで耐えたことを思い出します。

住宅部会を中心に呼びかけて始まった自由と生存の家の取り組みも、今年年明けから建物も改修に着手し、初めての取り組みでさまざまな困難があるなかで、多くの組合員の力を得て工事をすすめました。今は、ここにいる組合員の何人かの方や派遣切りに遭い住居がないという相談を寄せた仲間や主旨に賛同して交流の拠点として事務所を構えてくれた個人事業主の労組であるインディユニオンが入居して、ほぼ全室入居が完了しました。いよいよ工事も終わるのでこれからソフト面、運営面の充実をはかっていくところです。

昨年の年末くらいからは、派遣切りで仕事も住まいもなくなった仲間の相談も目立つようになり、当初、ギリギリの生活を支えて立て直す手段としての、生活保護の相談はもやいにたのんだりしていたのですが、必然的に自分たちで生活保護の申請同行を行うようになりました。たまたま今期一番最後に組合に加入した仲間2人も、自動車工場で、昼食を撮ることもできず朝から夕方まで働くこともあったのに、期間途中で派遣切りにあい、寮を出て、所持金がほとんどない状態で組合を訪れました。これから派遣会社と闘っていきたいと言っています。

あらゆる活動を通していえるのは、小さい私たち1人対会社、1人対権力では闘えないことも、信頼に基づくなかまが10人いれば10倍以上に、100人いれば力が100倍以上の力になって闘えるということです。お金持ちたちは、レバレッジなどといって融資を受けたりして集めたお金をテコの原理のようにさらなる金儲けの勢いに使います。私たちのレバレッジは仲間とつながることだと思います。仲間は友達とは限りません。好きな人でも嫌いな人でも仲間は仲間です。そのように仲間を得ることで、不安定な私たちが、より安心して生きることができるし、もっと違う世界を作っていけます。今日は、そんな仲間たちと、新しい1年どうしていくかをしっかり話し合いましょう。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

大変な年にフリーター全般労組委員長お疲れ様でした。ゆっくり休んでまた再出発をお願いします。左翼の連中とは手を切ってください。

投稿: ヤンウインリー | 2009年7月21日 (火) 01時33分

ありがとうございます。ゆっくり休んだのは1日でした。でもかなり気は楽です~。

投稿: しみず | 2009年7月23日 (木) 22時17分

個人的な意見ですが、派遣村が解散したように反貧困も早期に解散したほうがいいように思います。ご活躍遠くより応援しています。

投稿: ヤンウインリー | 2009年7月25日 (土) 15時20分

あなたのことは、写真でしか知らなかったけど、ほんとうにご苦労さん。
革手袋を食いしめながら、抗ったその、迫力に、共感と敬意を表したい。

それでは、いつか、どこかで!

投稿: 田中洌 | 2009年7月27日 (月) 18時35分

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