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フリーター労組が不当逮捕糾弾声明を出しました

不当逮捕糾弾声明(フリーター全般労働組合=FZRK)

2008年7月5日(土)、札幌市で催された「チャレンジ・ザG8サミット 1万人のピースウォーク」には、5,000人もの参加者が国内外から訪れ、洞爺湖サミットへの活発な抗議行動を行った。だが、「テロ対策」を名目に全国から集結した警察・機動隊は、平和的に行われていたデモンストレーションを襲撃し、参加者4名を不当に逮捕した(ドライバー、DJ2名、メディア関係者)。

警察による暴力は凄まじかった。警察・機動隊は、サウンドカーの窓ガラスを叩き割り、ドアをこじ開け、ドライバーを引き摺りだして逮捕したのである。その過程でドライバーは負傷させられ、サウンドカーには彼の血痕が残された。そののちメディア関係者1名は釈放されたが、3名はありもしない「逃亡と罪証隠滅のおそれ」を理由に逮捕されたままである。われわれは、警察・機動隊の暴力行為と、不当な勾留による人権侵害に強く抗議する。

G8サミットでは、新自由主義や労働イシューなど、われわれ労働組合にとっても無縁のものでない事柄が話し合われる。われわれや仲間が現地で、また日本各地で抗議行動するのは当然のことである。しかし、警察は、「テロ対策」を名目に過剰な警備・監視・不当逮捕・微罪逮捕などを全国で繰り返している。この警察の不法行為によって、抗議する権利、街頭で自らの主張を表現する自由がこの社会から奪われることに私たちは大きな危惧を抱いている。

権力に抗議する草の根の人々への監視と弾圧はテロ抑止にならない。警察力の強化は、決してテロや重大犯罪の抑止には繋がらない。もしテロや犯罪を抑止したいなら、必要なのは社会改革である。

洞爺湖サミットには600億円の費用が掛けられ(イギリスのバーミンガム・サミットの約2倍)、そのうちの半額300億円が全国から呼び集められた警察官・機動隊のための費用だという。まるで馬鹿げているというか、それだけの金があれば、一体どれだけの貧困層が救えるのか。生活保護を削減したり切り縮めようとしている一方で、サミットという国家的イヴェントには過剰なまでに金を掛け浪費する福田内閣のこの姿勢を、われわれは強く抗議する。

今回の逮捕によって、われわれは、2006年に呼び掛けた「自由と生存のメーデー」への弾圧・不当逮捕を想起せざるを得ない。両者共に、サウンドデモ形態の象徴的存在であるDJが逮捕されているのである。今回の弾圧においても警察・機動隊がサウンドデモ形態そのものを潰すつもりであり、故にDJ2名とドライバーを不当逮捕したのだということは明白である。2年前、弾圧を受け街路表現を潰された私達としても黙ってはいられない。

北海道警は一刻も早く3名を解放せよ! 不当な逮捕と勾留を謝罪せよ!

2008年7月11日

フリーター全般労働組合(FZRK)執行委員会

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